2015 / 01
OZ magazine
選擇的樂趣,迷失的樂趣,色彩繽紛的台北
前往台灣 溫暖、懷舊、充滿溫柔的
(2015 / 1 発売)
選擇的樂趣,迷失的樂趣,色彩繽紛的台北
若草色から浅葱色、萌葱色、臙脂色から橙色、朱色、……。 從草綠色淺藍色,深綠色,紅色,橙色,……。
並んだ色数はあまりにも多くて記憶の隅から引っ張りだしても色の名前が足りないほどに、色とりどりに染められた服が掛けられていた。 從記憶拿起不夠顔色的名字,擺放在店裡有染很多層次的顔色被衣服。
念願叶って訪れることができたヂェン先生のアトリエ。台北から30分ほどの町にあって、慌ただしいスケジュールの合間を縫って連れてきてもらっていた。 終於實現願望可以訪們了。從臺北30分的鎮,繁忙的日程中帶來了鄭惠中工作室兼店鋪。
ヂェン先生の作る服はざっくりというと作業着のようなものである。 如果説鄭老師製的衣服是好像工作服。
出会ったのは今年の夏、北欧を旅していたときに友人が履いていた鮮やかな芥子色のパンツに目が釘付けになった。 第一次相逢是今年夏天,在北歐旅游的時候,朋友穿著鮮艷銘黃色的褲子。
色もきれい、そして広がった裾が再び足首のところでぎゅっとすぼまっている形も好み。 顔色很漂亮,而且寬褲脚再在脚腕子緊一緊絞的型也很喜歡。
聞くと、台湾のヂェン先生の服でお腹も裾もゴムだから旅にはもってこいの服だと。帰国してからすぐに同じパンツを色違いで買ったのだった。 聽著他的話,臺灣的鄭老師的衣服腰和脚腕子是鬆緊帶所以對旅行很適合。回國以後馬上去買了同樣的褲子別的顔色。
ヂェン先生はもう何十年も前から同じ場所で同じ手法で服を作っているという。 從好幾十年以前鄭老師製作同一個地方同一些手法。
アトリエには整然と服が掛かった棚が並び、何本もの虹がかかっているよう。 在鄭惠中工作室兼店鋪整齊氣氛,排列了衣櫃裡相似好幾層次的桂彩虹。
その色は限りなく有機に近い化学染料で染められているのだという。 這種顔色被染無限近以干有機的化工染料。
染料を無駄にしないように混ぜ合わせたり足したりしながら使っていくので、全く同じ色は表しにくいけれど、かえって微妙な色の変化が選ぶ私たちに楽しみを与えてくれる。 爲了不用染料浪費,加或混合去使用,雖然不可能表示完全相同的顔色但是微妙的顔色變化差給我們好好地選澤。
しかし、いざ選ぼうとすると、厚みや形にも微妙な違いがあるので、数が多すぎて悩んでしまう。 不過,一旦選起來,厚或型有微妙的差別而有很多數,所以被我覺得煩惱。
青みがかった墨色のロングスカートを試着してうろうろしていたら、ヂェン先生が通りすがりに同型の空色のスカートを手にとり、私の方にさっと巻いてくれた。 試著穿蟹青的長裙子走來走去,于是鄭老師把同型亮天藍色的裙子大判帶來然後給我一戴。
大判のスカーフのようにも使うこともでき、また重ねて履いたら裾で色の違いを見せることもできると。 他説可以用像大圍巾,還有如果重叠地穿也就可以看下擺差異引起的顔色。
ひとつの服でもいろいろな着こなしができる。 雖然一件衣服可以各種的穿法。
そう教えてもらうことでさらに選択肢の幅が増えて限られた滞在時間があっという間に過ぎてしまった。 我被教這樣子,更加選擇,有限的停留時間眨眼就過了。
あぁ、なんて充実した時間。服を選ぶのにこんなにも楽しい時間を過ごしたのはひさしぶりだった。 啊,多麽美好的時間。好久沒有度過衣服選著這麽開心。
1041012 OZmagazine (二瓶佳世譯)